2007年11月27日火曜日

第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎 完走しました

去る11/24、出島交流会館にて「第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎」を開催しました。
約30名が集まり、Ruby on RailsとGoogleMapやTimelineをつないだアプリケーション開発の勉強を行いました。

RBCのイベントの定番は、「円陣」から始まるのですが、RBC長崎も例外なく「円陣」からの開始です。


その後、各チームに別れて勉強を行います。


途中、Rubyの生みの親である「まつもとゆきひろ」さんから生の応援メッセージなどもいただき、大変盛り上がった勉強会となりました。


参加してくれたみんなが、それぞれ何かを掴めた勉強会になっていれば嬉しい限りです。次回も、さらに長崎をアゲていきましょう!

2007年11月23日金曜日

第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎 懇親会会場案内

第一回イケテルRails勉強会 in 長崎の懇親会会場は以下の通りとなっています。
 店名:炙(あぶり)
 住所:長崎市万屋町6-24-1F
 電話:095-818-9888
 時間:19:00~
 地図:こちら

2007年11月20日火曜日

イケテルRails勉強会で使うソフトウェアの導入方法

"第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎 開催のお知らせ"でお伝えした、準備してきていただきたいソフトウェアの導入方法についてのドキュメントを公開いたしました。ドキュメントはWindowsをお使いの方を対象にしています。

Ruby及びRailsをインストールするためのドキュメント
MySQLをWindowsへインストールするためのドキュメント
Aptanaの日本語化に関するドキュメント

Ruby及びRailsをインストールするためのドキュメント

ここではWindows版のOne-Click Installerを使ったインストール方法をご紹介します。
One-Click InstallerはWindows版のみでなくMacOSX(Panther,Tiger)があります。Panther,TigerにはRuby1.8.2が標準でインストールされていますが、バージョンアップをされる際にぜひご利用ください。
その他のOSにインストールされる場合やその他のインストール方法をやられる場合はRubyコミュニティによるRuby インストールガイドをご利用ください。

1.One-Click Installerをダウンロード


RubyForgeのプロジェクトサイトから"One-Click Installer - Windows"をダウンロードしてください。
執筆時の最新版は"1.8.6-26 Release Candidate 2"で、ファイル名は"ruby186-26_rc2.exe"になります。

2.On-Click Installerを用いてインストール


"ruby186-26_rc2.exe"を実行してください。インストーラ形式になっていますので、指示に従い進めてください。
注意すべき点はインストールディレクトリの指定です。ディレクトリ名にスペースが含まれると正常に使用できない場合がありますので、スペースの含まれないディレクトリにインストールするようにしてください。デフォルトではC:\rubyになっています。

One-Click Installerは環境変数PATHを自動でインストールディレクトリに通してくれますが、もしPATHが通っていなかった場合は手動で設定して下さい。デフォルトですとC:\ruby\binになります。

3.gemを用いてRailsをインストール


インストールが終了したらコマンドラインを起動し、以下のコマンドを実行してください。
gem install rails

Railsの他にRailsが依存している以下のパッケージをインストールしていいかを尋ねてきますので、全てyesを選んでください。
・Active Record
・Action Pack
・Action Mailer
・Active Support
・Action Web Service

※gemによるインストールが失敗する場合
 必要なファイルを個別にダウンロードし、RubyGemsのlocalオプションを使ってRailsをインストールすることになります。以下の手順で作業を進めてください。
Rakeのインストール
●Rails及び依存パッケージを全てダウンロード
Rails
Active Record
Action Pack
Action Mailer
Active Support
Action Web Service
●コマンドラインを開き、上記でダウンロードしたパッケージ(*.gem)があるディレクトリへ移動し、以下のコマンドを順番に実行
gem install activesupport --local
gem install actionpack --local
gem install activerecord --local
gem install actionwebservice --local
gem install actionmailer --local
gem install rails --local

MySQLをWindowsへインストールするためのドキュメント

1.MySQLコミュニティサーバをダウンロードする


MySQL ABのDownloadsページから"MySQL Community Server"をダウンロードしてください。
ダウンロードする際にユーザー登録が必要になりますので、登録を行ってログイン後にダウンロードができます。

ここではmysql-essential-5.0.45-win32.msiをダウンロードしたものとします。
Windows環境でFirefoxやOperaを使っている場合、JMPAから正常にダウンロードができません。
そのため、Internet Initiative Japan Inc.からダウンロードするようにしてください。
(こちらでテストした結果、IE6及びSafari on Windows 3.0.4βは正常にダウンロードが可能でした)

2.MySQL GUIツールのダウンロード


MySQL ABのDownloadsページのメニュー内からGUI Toolsを選び、GUIツールをダウンロードしてください。
GUIツールには以下の3種類のツールが含まれています。
・MySQL Administrator
・MySQL Query Browser
・MySQL Migration Toolkit

ここではmysql-gui-tools-5.0-r12-win32.msiをダウンロードしたもととします。
MySQLコミュニティサーバと同じく、FirefoxやOperaからではJMPAからは正常にダウンロードできません。
Internet Initiative Japan Inc.からダウンロードするようにしてください。

3.MySQLコミュニティサーバのインストール


mysql-essential-5.0.45-win32.msiを実行してください。
msiはインストーラ形式ですので、ウィザードに従ってインストールを進めてください。

インストールが終了したら"Configure the MySQL Server now"にチェックを入れてFinishを押してください。
もしチェックせずにFinishを押してしまった場合、"スタート"→"プログラム(P)"→"MySQL"→"MySQL Server 5.0"→"MySQL Server Instance Config Wizard"にて設定ウィザードを出すことができます。
もし手動で設定ファイル my.ini を記述する場合は4はパスしていただいて構いません。

4.MySQLコミュニティサーバを設定する。


MySQLコミュニティサーバのインストールが終了した後、"Configure the MySQL Server now"にチェックを入れていると設定ウィザードに移行します。
適正指定していただいて大丈夫です。
"Detailed Configuration"で設定できる項目は以下になります。

■server type
MySQLが確保するメモリ量の目安になります。
開発のみでしたら"Developer Machine"で構いません。

■database usage
MySQLサーバの種類を選びます。
一般的に使う場合には"Multifunctional Database"を、Railsなどと連動させる専用で使う場合は"Transactional Database Only"を選びます。
"Multifunctional Database"でも連動させて使うことは可能です。

■InnoDB datafile
InnoDBとはコミット、ロールバック、クラッシュリカバリの各機能を備えたトランザクションセーフ(ACID 準拠)のストレージエンジンです。
デフォルトですとMySQLのインストールフォルダに置かれます。

■concurrent connections
MySQLに同時接続できるコネクション数の設定です。
"Decision Support (DSS)/OLAP"(同時20接続)で問題ありません。

■network options
TCP/IPで接続を可能にするか、また可能にした場合のポート番号を選択します。
適正設定を行ってください。

■Default character set
文字コードの設定です。
お使いの文字コードで指定してください。
UTF-8を使う場合は"Best Support For Multilingualism"を、EUCやS-JISの場合は"Manual Selected Default Character Set /Collation"を選んで下さい。

■Windows options
Windowsのサービスとして起動するか、環境変数へ記述するかを選べます。
PATHは通しておいた方が望ましいでしょう。

■security options
rootのパスワードを設定します。

以上の設定を終了して"Execute"をクリックすると今までの設定が反映されます。

.MySQL GUIツールのインストール


mysql-gui-tools-5.0-r12-win32.msiを実行してください。
msiはインストーラ形式ですので、ウィザードに従ってインストールを進めてください。

第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎 開催のお知らせ

11/24(土)に長崎で、Railsの勉強会を開催します。
福岡で行われたものと同一の内容で行う予定です。
第1回の勉強会を聞き逃された方、もう1回聞きたい方、長崎へ遊びに来たい方。
長崎での勉強会へ参加されませんか?

参加を希望される方は、以下のURLから申し込みをお願いします。
http://form1.fc2.com/form/?id=252542

以下は勉強会の内容になります。

################################################################## 
1.名称
 第一回 イケテルRails勉強会 in 長崎

2.狙い
 RBCのノックを本端とした勉強会などで培ったRailsの技術を共有すること。

3.参加費:無料

4.対象者
  開発経験があり、やる気のある人(開発経験<やる気)
  イケテル・エンジニアと呼ばれたい人。

5.日時:11/24(土) 10:00~18:00

6.会場:出島交流会館2F(Mapはこちら

7.アジェンダ
 【午前】
 (1)はじめに
 (2)環境確認
 (3)プロジェクト作成
 (4)GoogleMap
 (5)Timeline
 【午後】
 (6)データベースの設定
 (7)Railsを使用したアプリケーションの作成
 (8)完成
 (9)まとめ
 (10)サービスについて考える
 (11)猫グーグルマップ
 (12)RBCの今後の展開に関して
 (13)懇親会について

*:懇親会は7時スタート予定で、予算は4000円前後を想定してます。

8.学べること:
 (1)Rails開発の肝
 (2)JavaScript開発の肝
 (3)GoogleMap基礎
 (4)Ajax基礎
 (5)Timeline(MITで開発されたオープンソースの時間管理モジュール)基礎

9.準備していただきたいこと
 (1)開発用PC
 (2)ソフトウェア
  a. Aptana (http://www.aptana.com/) コミュニティ版(無償)でいいです。
  b. Ruby
  c. Rails
  d. MySQL(http://www.mysql.com/)バージョン5.0系
 
  (導入方法が分からない方は9:30くらいに会場入りください)

 (3)LANケーブル(各自必要です。こちらでは全員分準備できませんので
             皆様のご協力をお願いします。)
 (4)テーブルタップ(電源コンセントは、確実に足りません。
             できるだけ持ってきてください)
(5)ハブ(LANコンセントも足りません。LANにつなげないと何もできま
  せん。)

10.定員:40名

11.応募方法
 以下のURLから申し込みを行ってください。
 http://form1.fc2.com/form/?id=252542

※注意※
NISA講習会との関連性
NISAでは、JISAの助成金を受けて講習会を開催いたします。
内容はRubyおよびRuby on Railsの勉強を予定しています。
NISAの講習会では、基本的なところを基礎からみっちりやるのですが、
今回の勉強会は、簡単なサービスを作り上げることに特化しています。
内容が全然違いますので、どちらか片方に出ればもう片方もカバー
できるようになるものではありません。どちらも参加して頂きますよう
お願い申し上げます。
NISAの研修日程は具体的な日程が決まり次第ご案内致します。

2007年11月9日金曜日

Aptanaの日本語化に関するドキュメント

Ruby on RailsのIDE(統合開発環境)のひとつにRadRailsがあります。
RadRailsは現在Aptanaのプラグインとして公開されています。
どちらもEclipseをベースとして開発されており、英語版でのみの提供となっていますが、Eclipseの「プラグイン日本語化プラグイン」といわれるPleiadesを導入すれば、メニュー等を日本語化できます。
以下ではWindows版についてAptanaを日本語化するための手順をご紹介します。
Mac版及びLinux版も基本は同じとなります。

1.Java Runtime Environment(JRE)のインストール


Aptanaを使用するにはJava Runtime Environment(JRE)が必要になります。
AptanaではJRE 1.5の使用を推奨していますが、現時点で最新版であるJRE V.6(1.6) update 3で問題なく動作しております。
JREを未インストールの場合はhttp://www.java.com/ja/download/から別途ダウンロード、インストールを行ってください。

2.Aptanaのインストール


http://www.aptana.com/download/からCommunity Editionのそれぞれの環境にあったバージョンをダウンロードします。
ダウンロードするのはインストーラ版でもZip圧縮版でも構いません。
インストーラ版はインストーラの指示に従い、適正設定を行いインストールしてください。
Zip圧縮版は適当なディレクトリへ展開してください。Aptana以下のディレクトリがAptanaインストールディレクトリとなります。

3.Pleadesのインストール


http://mergedoc.sourceforge.jp/のPleiadesのプロジェクトページからPleiadesをダウンロードしてください。
Zip形式で圧縮されていますので、適当なディレクトリへ展開してください。
展開後、 features と plugins ディレクトリをインストールディレクトリへコピーしてください。
コピー後、インストールディレクトリにあるAptana.iniに以下の記述を追記してください。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar=default.splash

これでPleiadesのインストールは終了です。

4.RadRailsのインストール


Pleiadesがインストールし終わったらAptanaを起動してください。
メニュー等が日本語になっているかと思います。
起動後、Aptana Start Pageの中のLanguagesの中からRuby on Railsの下にあるinstallをクリックします。
更新ウィンドウが表示されますので、Aptana RadRalsのチェックボックスにチェックを入れた後、画面の指示に従ってインストールします。
インストール終了後にワークベンチの再起動を求められますので、指示に従い再起動を行ってください。

5.エラーで起動しなくなったら


Pleiades適応後、プラグインをインストールしたりバージョンアップした後にAptanaを再起動せずに使用するとエラーが出てAptanaが起動しなくなることがあります。
その際は一度aptana.iniに追記した行を削除してAptanaを起動してください。
その後にaptana.iniに再度追記して起動すると正常に起動するようになります。

参考:プラグイン日本語化プラグイン - EclipseWiki