2007年11月20日火曜日

MySQLをWindowsへインストールするためのドキュメント

1.MySQLコミュニティサーバをダウンロードする


MySQL ABのDownloadsページから"MySQL Community Server"をダウンロードしてください。
ダウンロードする際にユーザー登録が必要になりますので、登録を行ってログイン後にダウンロードができます。

ここではmysql-essential-5.0.45-win32.msiをダウンロードしたものとします。
Windows環境でFirefoxやOperaを使っている場合、JMPAから正常にダウンロードができません。
そのため、Internet Initiative Japan Inc.からダウンロードするようにしてください。
(こちらでテストした結果、IE6及びSafari on Windows 3.0.4βは正常にダウンロードが可能でした)

2.MySQL GUIツールのダウンロード


MySQL ABのDownloadsページのメニュー内からGUI Toolsを選び、GUIツールをダウンロードしてください。
GUIツールには以下の3種類のツールが含まれています。
・MySQL Administrator
・MySQL Query Browser
・MySQL Migration Toolkit

ここではmysql-gui-tools-5.0-r12-win32.msiをダウンロードしたもととします。
MySQLコミュニティサーバと同じく、FirefoxやOperaからではJMPAからは正常にダウンロードできません。
Internet Initiative Japan Inc.からダウンロードするようにしてください。

3.MySQLコミュニティサーバのインストール


mysql-essential-5.0.45-win32.msiを実行してください。
msiはインストーラ形式ですので、ウィザードに従ってインストールを進めてください。

インストールが終了したら"Configure the MySQL Server now"にチェックを入れてFinishを押してください。
もしチェックせずにFinishを押してしまった場合、"スタート"→"プログラム(P)"→"MySQL"→"MySQL Server 5.0"→"MySQL Server Instance Config Wizard"にて設定ウィザードを出すことができます。
もし手動で設定ファイル my.ini を記述する場合は4はパスしていただいて構いません。

4.MySQLコミュニティサーバを設定する。


MySQLコミュニティサーバのインストールが終了した後、"Configure the MySQL Server now"にチェックを入れていると設定ウィザードに移行します。
適正指定していただいて大丈夫です。
"Detailed Configuration"で設定できる項目は以下になります。

■server type
MySQLが確保するメモリ量の目安になります。
開発のみでしたら"Developer Machine"で構いません。

■database usage
MySQLサーバの種類を選びます。
一般的に使う場合には"Multifunctional Database"を、Railsなどと連動させる専用で使う場合は"Transactional Database Only"を選びます。
"Multifunctional Database"でも連動させて使うことは可能です。

■InnoDB datafile
InnoDBとはコミット、ロールバック、クラッシュリカバリの各機能を備えたトランザクションセーフ(ACID 準拠)のストレージエンジンです。
デフォルトですとMySQLのインストールフォルダに置かれます。

■concurrent connections
MySQLに同時接続できるコネクション数の設定です。
"Decision Support (DSS)/OLAP"(同時20接続)で問題ありません。

■network options
TCP/IPで接続を可能にするか、また可能にした場合のポート番号を選択します。
適正設定を行ってください。

■Default character set
文字コードの設定です。
お使いの文字コードで指定してください。
UTF-8を使う場合は"Best Support For Multilingualism"を、EUCやS-JISの場合は"Manual Selected Default Character Set /Collation"を選んで下さい。

■Windows options
Windowsのサービスとして起動するか、環境変数へ記述するかを選べます。
PATHは通しておいた方が望ましいでしょう。

■security options
rootのパスワードを設定します。

以上の設定を終了して"Execute"をクリックすると今までの設定が反映されます。

.MySQL GUIツールのインストール


mysql-gui-tools-5.0-r12-win32.msiを実行してください。
msiはインストーラ形式ですので、ウィザードに従ってインストールを進めてください。

0 件のコメント: